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9月に、今年もギャラリー和田(銀座)で開催の、
第8回三叉景(荒井経さん、園家誠二さんとの3人展)に向け、
ラストスパート、山籠もりの8月が始まりました。
湯気と煙の大作が続いていたのですが、今回は、メインも人物。
寝姿のMさんを双子にして描いています。画像は、描き始め頃の下図。

ハンサム寄りな、きれいな面立ちのMさんですが、
なぜか今回は、とてもあどけない表情になっています。
童話のようで、それも良いかな?と思い中。
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ぐるん、ぐるん、ぐるん、と湯気。

湯気の速度を重視してみたら、私としては、荒いタッチになりました。

これで良かったのかな?と考えつつ、筆を置いて、次はシンメトリーの作品を仕上げます。

シンメトリーの方は、そおっと、両手で包むように着地の予定です。

会場で、動と静の対比が出れば良いな。
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昨日、仙台在住の写真家・小岩勉さんに、5月の個展DM用の作品写真撮影をしていただきました。

展覧会の際、在廊していても、お客様がいらっしゃらず、ひとり、自分の作品に向かい合う時間がけっこうあります。この時間も私には大切で、制作中には気付けなかったことに気がついたり、見えてきたりします。描き上げてから、少し時間が経過することや、展覧会場という公の空間に作品が置かれることで、自分と作品に、ほどよい距離が生まれ、客観視できるからだろうと思います。

作品を撮影していただく時も、そういった時間に似ていますが、撮影者という第三者の視線を介することで緊張も加わり、刺激を得ます。作品は、見られることで作品になるのだな、とあらためて感じたりもします。

でも、今回の撮影はDM用。まだ公の空間に曝される訳ではありませんから、生まれる前の段階を撮っていただいている訳で、どうかな?もう生まれて良いかな?なんなら、もうちょっと加筆しちゃおうかな?と、くるくる考えながら撮影されている自作を眺めていました。
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結果、この作品は“生まれ時”と判断。
加筆はせず、これでフィニッシュと決めて、本日からは次の作品に入ります。
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朝、アトリエに着いたら石油ストーブをつけて、やかんをのせて、鳥の世話をして、ちょうどぬるく温まったお湯をボールにはり、硯を入れ、ほんわか温まったところで取り出し、1日分の墨を擦り、3つのお皿に極薄、やや薄、濃いめ、に墨を揃えて描き始め、1番濃い背景部分に墨を入れたらお昼を食べ、午後は淡墨でひたすらやわやわ〜っと湯気を描いて、夕方、また鳥の世話をして、おやつを食べて、湯気の〆所をやや濃い墨で描き込んでいき、夜になったらイノシシが襲ってくる前に帰宅。
それが最近の暮らし。毎日、まったく変わりません。


今日は左奥のくるくるっとなっているところを描き込んだので、明日は右側のまあるいところを描き込みます。
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アップですと、現状はこのような出来。

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約4mになるはずの個展作品下図が出来上がったので、今日はグループ展の20号用の下図を描いていました。20号は長手が72cmほど。作品として、小品というほどではないですが、4mに比べればずいぶん小さいです。

小さい作品には小さいことの魅力もあります。今回は、小さな裂け目をポイントにしてみたいと思って描いています。小さい穴って覗きたくなるんですよね。障子の穴みたいに、もう少し、もう少しと、指で広げたくなるような穴になるといいな。

この絵は対になる予定です。もう1つは、この小さな裂け目が広がって、花の中心になっているようなイメージ。出品は3点になると思うので、最後の1点は穴が無くなった状態の湯気にしようと構想中。

向う側への入口は、すぐに霧散してしまうのです。