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美術の窓11月号の技法講座に福シリーズの制作過程が掲載されております。書店等ででもご覧いただければ幸いです。
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掲載にあたって、制作した福太郎です。実際の福太郎より耳を長めに、細身ハンサム兎に描いてみました。
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「センセー、学園祭でファッションショーとバンドとダンスがあるんです」と、学生さんにキラキラした顔で言われれば、行かないわけにはまいりません。

自分の大学時代を思い出しながら、東北生活文化大の学園祭に行く。生活文化大は家政大が基ということもあって、保育にも力を入れているからか、文化祭にも小さな子供たちがたくさん来る。そんな子供たちのために、ポニーが2頭呼ばれていた。

とはいえ、体調をおもんぱかって日陰に用意された場所は、子供たちがあまり通らないため、ポニー2頭は、ひたすら黙々と芝生を食んでいるのみだった。「おいしいの?」と声をかけても、ポニーはふさふさのまつげの下に諦念の瞳のまま、無反応だ。大変にさびしい。

100円で紙コップに入ったスティック人参を購入し、再び、ポニーのもとへ行くと、俄然、鼻をふくらませて前歯を見せながら「くれくれ人参」と迫ってきた。大変にうれしい。

でも、やはりその瞳は静かなままだ。聞けば、もう15才とのこと。こんな風に「ふれあい動物」的に、あちこち行って、芝生を食む人生(馬生)を10年以上重ねていればこその瞳なのだろう。

アトリエでは作品コンクールが開かれていた。アトリエには水場があり、絵の具に汚れたカーテンがかかっている。カーテンの向こうから陽が差しているさまは、息をのむきれいさだった。と、同時に、画学生時代の記憶が甦る。
画学生のいる空間は、あの頃も、今も、これからも変わらないのだろうな。