Img_2a6f458cb11ab8d191e05f100b57ff69
左:荒井経氏 奥:及川 右:園家誠二氏

Img_cb1bdce2a12ea0bbcc1918d1ebc91228

第5回目の三叉景が9月1日よりはじまりました。
会場正面の壁面が私の作品となります。
正面の左側から奥の部屋があり、そこには人物画が1点展示してあります。
また、奥の部屋に行くところの、壁面には「香焔」シリーズの小品があります。

←この画像の絵がその「香焔」の小品です。


左の壁面は荒井経さんの作品。
右の壁面は園家誠二さんの作品です。

会期は11日(木)までとなります。
ご多忙のこととは存じますが、
ご高覧いただければ幸いです。

Img_2f230bd020f1bfe7d99b6b6ec3a3e5f5

ただいま開催中の三叉景の展示風景です。

各出品者、それぞれの作品はもとよりですが、この3人ならではの展示空間になるよう、毎回、展示は時間をかけて行っています。私たちのそういった気持ちを理解し、いつもいつもていねいにお付き合い下さるギャラリーのみなさんには、本当に感謝いたしております。
Img_9c420b048a74e2da9f132e14d0f2ba40
Img_459e7fe3092ea81bad5dc39d6e99552c
Img_4507935e7bb8b3ff6f9c50c9776f6dc8
以前、三叉景をご覧になった方から「無菌室」というご感想をいただいたことがありました。清潔感はあるけれども、静か過ぎるような印象があったのかもしれません。活き活きした、面白げなものが生息していないような感じでしょうか。

数年前、彦根でふな鮨のお店に入った時、私は空中にシャンパン色の細かな泡が見えるように思ったことがあります。あれは、ふな鮨の発酵の香りや、発酵の幽かな触感というか、震えのようなものを、私がそう視覚に転換したのだろうと解釈しています。以来、本来目に見えない酵母の働きを想像するたび、あのまぼろしの細かな泡が目の前に広がるようになりました。

展覧会の会場を食べ物に例えると、他のおふたりに苦笑されてしまいそうですが、私たちのこの展覧会も今回で5回目。無菌に思われたこの空間で、静かだけれども活き活きとした酵母はしっかり存在していて、あの白金の泡のような美しいものが、醸し出されていますように、と願っております。

少しずつ、ゆっくりと「醍醐味」と呼ばれるものに、近づいていますように、と。