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出品作品「水焔ー透目」

新宿髙島屋美術画廊設立10周年記念として開催中の
「わたしの部屋ーMy Style,My Life vol.2-」に、新作2点を出品中です。
ご多忙のこととは存じますが、ご高覧いただければ幸いです。

私の出品作品は湯気をモチーフとした「水焔ー透目」と「水焔ー昇」です。
透目と書いて「すきま」と読みます。

【出品作家】
秋山 泉/今井 麗/小曽川 瑠那/出和 絵理/橋爪 彩/福本 双紅/留守 玲/及川 聡子

会期:2017年04月26日 ~ 2017年05月08日
   10:00ー20:00まで 土曜日は20:30まで 最終日は16:00まで

会場:新宿タカシマヤ 美術画廊
アクセス
〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 髙島屋10F
東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線新宿三丁目駅より徒歩5分、JR新宿駅南口より徒歩5分

■ギャラリートーク:4月28日(金)午後5時より
編集者・都築響一氏をお招きし、出品作家によるトークショーも開催されます。
(私は都合により、出席叶わずとても残念です。きっと興味深い時間となるのではないでしょうか)

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昨日、仙台在住の写真家・小岩勉さんに、5月の個展DM用の作品写真撮影をしていただきました。

展覧会の際、在廊していても、お客様がいらっしゃらず、ひとり、自分の作品に向かい合う時間がけっこうあります。この時間も私には大切で、制作中には気付けなかったことに気がついたり、見えてきたりします。描き上げてから、少し時間が経過することや、展覧会場という公の空間に作品が置かれることで、自分と作品に、ほどよい距離が生まれ、客観視できるからだろうと思います。

作品を撮影していただく時も、そういった時間に似ていますが、撮影者という第三者の視線を介することで緊張も加わり、刺激を得ます。作品は、見られることで作品になるのだな、とあらためて感じたりもします。

でも、今回の撮影はDM用。まだ公の空間に曝される訳ではありませんから、生まれる前の段階を撮っていただいている訳で、どうかな?もう生まれて良いかな?なんなら、もうちょっと加筆しちゃおうかな?と、くるくる考えながら撮影されている自作を眺めていました。
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結果、この作品は“生まれ時”と判断。
加筆はせず、これでフィニッシュと決めて、本日からは次の作品に入ります。
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朝、アトリエに着いたら石油ストーブをつけて、やかんをのせて、鳥の世話をして、ちょうどぬるく温まったお湯をボールにはり、硯を入れ、ほんわか温まったところで取り出し、1日分の墨を擦り、3つのお皿に極薄、やや薄、濃いめ、に墨を揃えて描き始め、1番濃い背景部分に墨を入れたらお昼を食べ、午後は淡墨でひたすらやわやわ〜っと湯気を描いて、夕方、また鳥の世話をして、おやつを食べて、湯気の〆所をやや濃い墨で描き込んでいき、夜になったらイノシシが襲ってくる前に帰宅。
それが最近の暮らし。毎日、まったく変わりません。


今日は左奥のくるくるっとなっているところを描き込んだので、明日は右側のまあるいところを描き込みます。
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アップですと、現状はこのような出来。

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約4mになるはずの個展作品下図が出来上がったので、今日はグループ展の20号用の下図を描いていました。20号は長手が72cmほど。作品として、小品というほどではないですが、4mに比べればずいぶん小さいです。

小さい作品には小さいことの魅力もあります。今回は、小さな裂け目をポイントにしてみたいと思って描いています。小さい穴って覗きたくなるんですよね。障子の穴みたいに、もう少し、もう少しと、指で広げたくなるような穴になるといいな。

この絵は対になる予定です。もう1つは、この小さな裂け目が広がって、花の中心になっているようなイメージ。出品は3点になると思うので、最後の1点は穴が無くなった状態の湯気にしようと構想中。

向う側への入口は、すぐに霧散してしまうのです。
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5月に開催予定の個展(於・ギャラリーせいほう/銀座)出品作の下図制作中。

OTTOには「ギーガーみたい」と言われました。ギーガーは好きなので嫌でもありませんが「そんな禍々しい?」とちょっと心配になり聞いてみましたら「絵にするとそんなことないけど、下図の時はいつもすごく描き込むから逸脱して見える」との返事。

下図では分からないところがないように、安心するまで、かなり執着して描くので、異様に見えるのかもしれません。本画になると、そこから抜いたり、淡くしてバランスを取っていくので穏やかになっていきます。

でも、どうかな。今回はこのまま、抜かずに行くのも良いだろうか、という気がしています。