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昨年末、最後に仕上げたのは猫の絵でした。日本画で猫は初めてです。画像は、猫の一部分。ご依頼をいただいての作品ですので、仕上がった作品はUPいたしませんが、ヒゲのところだけちょっと。

動物を仕上げる時には、私はヒゲを最後に描きます。疲れていると、あのピィーンとした感じが出ませんので、ちゃんと寝て、朝一番にえいっと描きます。

ヒゲを描いて「よし!完成」と、落款をおしたら、パタリと床に倒れ、床から身体が離れません。起き上がっても5分と動けない。張っていた気が、ヒゲを描いて、ホッとした途端、ヘナったのですね。そのまま大風邪に突入。掃除も、年内の年賀状準備もあきらめ、3が日はフルに寝込んでおりました。
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実家では長くアビシニアンを飼っていましたが、今はもういません。猫制作にあたっては、取材のため仙台の猫カフェに行ってみたりもしました。なかなか興味深い経験でしたね、猫カフェ。猫さんたちがワラワラ寄ってきて、他のお客さんに申し訳ないほど、私、モテモテでした。

私は、ケージで寝てばかりいる太っちょ猫さんをモデルに、じっと動かずスケッチしていました。せっかく猫カフェに来ているのに、ボク/ワタシとたわむれようとしない人間に、猫さん方はかえって興味が湧いたようです。シャカシャカ動く鉛筆も猫さんには新鮮だったのかもしれません。私の愛用リュックにはたくさん紐もぶら下がっているので、それで遊ぶ猫さんも結構いました。

スケッチの手を止めて、背後を見やりますと、私と同じ歳くらいの女性がひとり、首に一匹の猫を乗せ、実に幸せそうな面持ちのまま、四つんばいになっておられました。
幸せなんだから、それで良いのだろうと思いつつも、それで良いのだろうかと、思わなくもないひとときでした。

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