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アトリエの増築にあたって、切ったエンジュの木は、地面の上からでは想像もできないほど、根を生やしていると分かりました。地中に埋められたプラスチックの雨どいは、どこまでも伸びる根にしめつけられ割れていました。根は水分に濡れて、鮮やかに赤く、まるで生き物のようです。スピルバークの「宇宙戦争」の、あの宇宙植物の赤い根を想起させます。
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てこの原理で持ち上げようにも、どうにも動かないので、根を掘り出してはチェンソーで切り、また掘り進んではチェンソーで切ります。

「よし!持ち上がるぞ」と父。せっかくなので、最後の持ち上げを私に譲ってくれたので、私自身が持ち上げました。
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根は、まるで手を伸ばしてアトリエを包みこまんとしているようで、かなり禍々しい雰囲気を漂わせていました。しかも、よく調べてみますと、この「エンジュ」と思い続けていた木は、エンジュではなかったようで、何の木なのか判明していません。父も母もOTTOも気味悪がって、最終的には「蛸妖怪」と名付けることとなりました。

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